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目的は制作・運用の効率アップ。通信関連企業のWebflow導入支援

さらなる制作・運用効率アップのためWebflowを導入

今回のクライアントは通信関連のサービスを展開している企業。制作・運用の効率を上げたいという課題を持っており、これに対して、Webflowを導入すると現状の業務に適合するかということと、Webflow導入後は自社スキームにしっかり取り込むことが目的だった。
クライアントは、自身の集客サイトを運用しているほか、サイト制作のサービスも提供しているが、サイト立ち上げ時の人員・費用ともにコストがかかり過ぎていたほか、立ち上げもスピーディではなかったため、企画から収益化までのタイムラグが大きかった。また、制作会社として案件を受注しているものの、制作コストが高止まりしていて制作期間を短縮できずにいた。そこで、クライアントではWebflowに着目していたものの、0からだと学習コストが高くつくほか、技術的な課題も多く、対応しきれていなかった。そんななかで、株式会社Funworkが持つWebflowの知見を活かすこととなった。

まずはサイト1つをWebflowで制作。既存のスキームもアップデート

まずは、クライアントの集客サイトのうちの1つをWebflowで制作することとなった。今回のクライアントはウェブサイト運用のスキルも高い。とりあえず始めて見るのでは、後の軌道修正やトラブルの解消に工数が掛り過ぎると考え、事前にデザイン提供し、構築までの流れを確認。普段どのようにサイト構築・運用しているかを入念にヒアリングした。
その上で、Webflowをスキームに乗せるのであれば、既存スキームをどのように変えればいいのか、あらかじめ予想される懸念点などを洗い出し、クライアント側にも検討してもらったという。
サイトへのフィードバック方法を検討し、新規ツールを導入していただほか、提供するデザインツールもXDからFigmaベースに変更。Webflowの導入を機に、ウェブ構築の進め方までアップデートした。
Webflowの強みである、サイト構築後の仕様変更に対応できる点を生かし、短納期ゆえにクライアントからのデザインは初稿の状態でサイトを制作。従来のデザインで指摘していた点をWebflowで吸収し、工期短縮を図った。サイト運用の段階では、BacklogおよびZoomで依頼の都度細かくフォローアップしていった。
クライアント側で構築したWebflow運用スキームがあれば素早くキャッチアップし、リソース不足の際にはFunwork社が動いてリカバリーした。クライアント側で使いまわしているテンプレートを使用する際には設計レベルでチェックし、アップグレードした。
結果、最初のウェブサイトは順調に運用でき、クライアントは1年で5件のウェブサイト立ち上げるなど、効率アップを実感しているという。

細かなフォローアップとWebflowの強みを活かして効率アップに貢献

ここで少しクライアント側からの感想についても触れてみたい。
Webflowの全体的な印象としては、視覚的にわかりやすく、コードレビューや開発環境/本番環境への反映などの工数が短縮でき、確実に業務効率が上がっているという。一方、インタラクション機能の癖のような部分には慣れも必要だったとのこと。ドキュメント類も英語で、Qiitaなどのナレッジメディアにも情報が少なく、自分で操作して確かめる部分が多くなる。
ただ、ある程度Webの知識があれば使いやすく、導入のハードルは高くはないようで、すでに社内でも違和感が無く活用できている。クライアントワークにも導入するなど、WordPressと並んで主要な有効選択肢の1つになりつつあるようだ。

Webflowはクライアントの制作スキームの1つとして確立され、運用担当者も1名独り立ちするまでになった。クライアントではWebflowによる制作案件の幅をさらに広げており、Funwork社にもサイト運用・改修依頼が継続して来ているという。

Funwork社のブログではWebflowの情報も豊富に掲載している:Funwork社ブログ

Funwork株式会社
代表取締役
堀尾 尭史 氏

更新日時

2024-02-08

所在地

101-0031 東京都千代田区東神田3-4-12

設立

2020年5月18日

事業内容

・Webサイト、ITサービス受託開発
・マーケティングコンサル事業
・シェアオフィス及びコワーキングスペースの運営

資本金

9,000,000

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