今回のクライアントは独立行政法人。依頼内容は海外研修プログラムの募集サイトを制作するもの。サイト自体はシンプルなものだったが、トップページ、3つのプログラムページ、運用側の投稿機能実装したお知らせページでの構成。また、3週間ほどの短納期で立ち上げなければならなかったほか、制作に慣れていないクライアントのサポートを行う必要もあり、進め方には検討が必要だったという。
Funwork株式会社は検討を重ね、プラットフォームにWebflowを採用することにした。デザインツールのFigmaも合わせて活用し、ワイヤーフレーム作成、ウェブデザイン、サイト構築をほぼ同時並行で行うことにした。
同社によれば、制作の初期段階ではクライアントとのコミュニケーションから、要望を理解・共感し、外さない提案を行うことに注力したという。初期の提案がクライアントのイメージとずれると、その分だけスケジュールに影響する。ウェブ制作に慣れていないからこそ、指摘や意見を鵜呑みにせず、咀嚼と確認を丁寧に行ったとのこと。
プラットフォームに採用したWebflowはノーコードツール。HTMLやCSS、JavaScriptといったコーディング作業が不要になるため、ウェブデザイナーやマーケター、ウェブ担当者などでも制作できるように設計されている。
また、ノーコードのウェブ制作ツールということではWixやSTUDIOなどがあるが、Webflowで構築したウェブサイトは専用のプラットフォームのみで稼働するわけではなく、WordPressへの移行やFTPファイルでのサーバーアップロードもできる。他のノーコードツールとは一線を画したツールと言えるだろう。
なお、ノーコードのウェブ制作ツールは、未経験者がその日からすぐに使えるようなものではないが、ある程度のHTMLの知識があれば、コーダーの作業を待たずに作り込んでいくこともできる。
例えば、デザイン担当者自身がWebflowでサイト構築まで行うことができれば、工数を圧縮することができ、その浮いたリソースをクライアントの要望を少しでも多く実現することに充てることができる。同社ではこの点に早くから着目していた。
今回の案件についても、「クライアントのピュアな要望を叶えたい」と時間がないからといって要望よりも納期を優先することはなるべくしたくなかった。そのためには効率良く制作を進める必要があり、Webflowはこれに適していた。Webflowの知見が生きた場面だった。
同社では、今後もWebflowを積極的に利用していきたいと考えており、その姿勢は同社のブログでもうかがえる。ぜひ参考にしていただきたい。
Funwork社ブログ記事:「Webflow」とは
2024-02-08
101-0031 東京都千代田区東神田3-4-12
2020年5月18日
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