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2019年、滝沢市は初めて全国チャレンジャーデーに参加した。全国チャレンジデーは、1983年にカナダで始まった。年齢、性別を問わず、日常的なスポーツの習慣化や住民の健康増進、地域の活性化に向けたきっかけづくりを目的とした住民総参加型のスポーツイベントだ。日本でも1993年から取り組み始めている。株式会社ぴーぷるでは、イベントの周知や告知のためのリーフレット、チラシ、ノベルティ（マグネットシート）の企画、制作と、当日の集計方法や市主催の運動企画の立案など、運営にまで携わる形で支援することになった。

同社盛岡事業所では、主にWeb制作、デザイン、アプリ開発を行っているが、今回はイベントの企画運営から携わっている。どうすれば市民が当事者意識を持って参加してもらえるのか、そういったことを意識しながら販促物のデザインや配布を検討し、制作した。また、SNSも広く活用して告知、PRを積極的に行った。

当日の参加者は2万1千人。市民全体で5万5千人のため参加率は38％。初参加の自治体としては、非常に優秀な数字とのこと。また大会参加は全国119自治体。その中で毎年、チェレンジデー大賞、新人賞といった表彰の取り組みがあるが、その中で滝沢市は、「広報・アイデア賞」を受賞するに至った。市のマスコットキャラクターである「ちゃくぽん」の活用や、SNS、ノベルティの作成など、他県にはない試みが評価された結果だ。滝沢市、同社ともに、初めての試みだったが、大成功と言っても過言ではない結果。すでに2020年の開催に向けて、企画なども始まっており、2019年度の参加者を上回る施策を検討しているとのこと。