2008年から「ふるさと納税」制度が導入され、現在では複数のサイトを通じて簡単に納税できる仕組みにまで発展した。またインターネットの発展により、ECサイトも充実。比較的容易に全国のモノが家に居ながらにして手に入れられるようになった。岩手県の滝沢市、遠野市でも地場特産品を全国に知ってもらいたいという思いからECサイトを立ち上げることになり、株式会社ぴーぷるにて、両市のECサイト開発から運用・運用サポートまでを手掛けることとなった。

滝沢市のECサイトは「チャグまるしぇ」、遠野市のECサイトは「遠野市場」。いずれも構築後の出品者集めから運用まで幅広く対応している。チャグまるしぇは観光協会での運用を希望しており、システムに詳しくなくても運営できるような仕組みづくりを提供。現在では両サイト40を超える出品企業がおり、毎年増加しているという。商品の中には、岩手大学が研究開発を行ったリンゴ「滝沢はるか」や特産品である「滝沢スイカ」や地場の醤油、はちみつなどを取り揃えており、両市の魅力を十分に感じられるサイトになっている。さらに市内のイベントに出店したり、SNSを活用することで、ブランディングや認知拡大もしているという。

滝沢市公式ネットショップ「チャグまるしぇ」
遠野市公式ネットショップ「遠野市場」