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第18回:Pleasanterのオンプレミス版とクラウド版どちらがよい?

オンプレミス版とクラウド版のどちらがよい?

以前の記事でオンプレミス版とクラウド版の違いを説明しましたが、
結局どちらを使うのがいいの?とよくご質問をいただきますので、
今回はどういうニーズでそれぞれが選ばれるかをご紹介いたします。

まずは改めてそれぞれの違いをおさらいします。

オンプレミス版のメリット・デメリット

メリット

1.カスタマイズ性
オンプレミス版はサーバ環境を自社で管理する為、データベースの設定等を柔軟にカスタマイズができます。
機能制限がなく、拡張機能の利用が可能です。

2.セキュリティ
自社内にデータを保持できるため、データの安全性やセキュリティ対策を独自に強化できます。
データの外部流出リスクを最小限に抑えたい場合に適しています。

デメリット

1.導入コストと運用負担
サーバーの構築や維持管理、バージョンアップなど、導入時の初期コストや運用に関する負担が高くなります。
専門的な知識を持つIT担当者が必要になる場合も多いです。

2.バージョン管理とアップデートの手間
バージョンアップやセキュリティパッチの適用は手動で行う必要があるため、定期的な管理が求められます。

クラウド版 (Pleasanter.net) のメリット・デメリット

メリット

1.導入と運用が簡単
ユーザー登録で利用でき、サーバーのセットアップやメンテナンスが不要です。
すぐに利用が始められ、運用管理の負担も少ないため、ITリソースが限られた企業でも導入しやすいです。

2.自動アップデート
バージョンアップやセキュリティパッチの適用が自動で行われるため、常に最新の機能や安全性を確保できます。
運用管理を外部に委託できることで、システム管理コストも削減できます。

デメリット

1.カスタマイズの制限
データベースの直接参照や拡張機能など一部機能制限があります。

2.セキュリティとプライバシー管理の依存
データはクラウド上に保管されるため、セキュリティやプライバシー管理はサービス提供者に依存します。
企業や業界のポリシーでデータを外部に保管できない場合は、利用が難しい場合もあります。

どちらを選んだらいい?

■オンプレミス版を選ぶニーズ
・機能制限無く自由に活用をしたい。
・インターネット接続が無い環境でも利用したい。
・企業ポリシーでクラウドサービスが利用できない場合。

■クラウド版を選ぶニーズ
・サーバー環境が無くてもすぐに利用をしたい。
・環境構築や運用に手間をかけたくない。
・少数のユーザーライセンスで十分。
・初期コストを抑えて運用をしてみたい。

費用面の比較はどちらも無料ライセンスが提供されていることもあり比較が難しいので、
決め手になるのは機能面や運用の手間といったところになるかと思います。
あくまで体感ですがスタートアップや小規模の会社ではクラウド版、
大企業や中堅企業ではオンプレミス版を利用されている企業が多いように感じます。
とはいえ自社のニーズや状況によってどちらがよいかは変わってきますので、
どちらを使えばいいかお悩みの方は是非お気軽にご相談ください。

次回はオープンソース(無償)版と有償ライセンスの違いについてご紹介をいたします。

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