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QRコードを活用した生産管理システムを開発

QRコードを活用した生産管理システムを提案

今回のクライアントはプラスチック製品を生産している工場。各工程での生産管理、倉庫の在庫管理についての相談を受けた。この工場では、生産管理、進捗管理、生産計画、各ラインでの作業、検査部門での検品など、5工程に分けて管理していた。氷川情報システム株式会社は、QRコードを活用したパッケージ製品を複数を開発、販売をしていたことから、生産工程ごとにQRコードを活用して各部門で連携した管理を行う仕組みを提案した。

検品完了後は出庫時のQRコードで生産数、在庫数を管理

提案したのは、製造5工程それぞれで作られたものにQRコードを発行、検品完了後は出庫用のQRコードを発行し生産数、在庫数の管理ができるような仕組み。各製品をいくつ作る予定で、現状いくつ作られているのか、現状いくつ在庫があるのかを一元管理することで、生産性向上、業務効率化を図れるようにした。

プロトタイプを確認しながら開発を進める

元々は生産管理をシステム化していなかったことから、まずはシステム自体のイメージ、システム化した後の作業イメージをしっかりと共有することが重要と考え、PoC(Proof of Concept:ここでは試験的に簡易版を作成して導入後の流れなどを検証すること)を活用した。システムのプロトタイプを作成し、ユーザーが実際の流れを確認しながら開発を進めて行った。しっかりと双方のイメージを固めた上で開発を行うことにより、手戻りが減り、余計な工数がかからないことや、お客様側でも事前に運用イメージを作ることができるため、導入後の立ち上がりが早い。導入後に「うまく活用できない」「運用に合わない」とならないよう配慮した。ユーザーと一緒に作り上げることができ、結果、評価も高く、保守を続けているほか、追加の機能開発も始まっているという。

氷川情報システム株式会社
代表取締役
K.Y 氏

約35年前にシステムエンジニアとしてのキャリアをスタート。メインフレーム(Fortranなど)開発や組み込み系開発を中心として現場で活躍。その後ユーザー内部の部門管理や上流経験を経て、2012年に氷川情報システムを設立。「楽々QRセルズ」、「楽々QRマスター」といった自社製品の開発・販売及び受託開発を行っている。

株式会社日本シスラル
第一システム開発部 部長代理
W.K 氏

2003年に新卒として入社。エンジニアとしてのキャリアをスタート。Java、PHP、Ruby、.NETと幅広い環境での開発に従事。客先常駐や社内受託を繰り返し、現在は受託開発のPMからPGまで幅広く対応。

QRコードを活用した生産管理システム開発

要件定義

基本設計

詳細設計

実装

テスト

運用・保守

開発規模 PoC3ヶ月、開発3か月
言語 ExcelVBA
OS Windows
DB PostgreSQL
株式会社日本シスラル
更新日時

2023-12-08

所在地

105-0012 東京都港区芝大門2丁目9番14号 加登ビル 3F

設立

平成6年7月7日

事業内容

1. コンピュータシステムの総合情報サービス
 ・ システムインテグレーション
 ・ システムコンサルティング
 ・ ネットワークソリューション
 ・ システム運用・データ管理
2.コンピュータ技術者及び事務機器操作要員の派遣

3.システム機器、ソフトウエア及び関連用品の販売

資本金

10,000,000円

免許

労働者派遣事業:派13-301730

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