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倉庫業務の作業効率を2倍以上向上させたWMSの開発

倉庫業務の細かなミスを防ぐWMSの開発

株式会社パワーエッジが開発した新しい倉庫管理システム(WMS)は、企業の基幹システムと連携し、誤出荷や不明在庫の問題を解決することを目的として開発した。これまでは倉庫業務をアウトソーシングしていたが、基幹システムとの連携により誤出荷や不明在庫が発生し、十分なパフォーマンスを発揮できていなかったという背景がある。
プロジェクトはまず、倉庫業務の理解から始まった。パート従業員が多く、人の出入りが激しい環境の中で、業務を円滑に進めるためには、シンプルで誤りを極力減らせるシステムが必要だった。そのため、倉庫業務担当者と何度も話し合いを重ね、誤出荷や不明在庫の原因を徹底的に調査した。そして、問題を防ぐための対策を検討した。システムの使いやすさが重要で、従業員が簡単に操作でき、ミスを減らせる仕組みを構築することが最大の課題だった。

基幹システムともスムーズに連携。作業効率2倍以上向上

この新しいWMSは、基幹システムとスムーズに連携し、タイムラグが解消された。その結果、よりリアルタイムで在庫の状況を確認できるようになり、以前はセール期間中に倉庫業務がボトルネックとなり、必要な商品が必要な場所に届かないという問題が発生していた。しかし、システム導入後はスムーズな倉庫作業が可能となり、業務の効率が大幅に向上した。
導入前の出荷数は8,000pic/日だったが、システム導入後はその2倍以上となる20,000pic/日を処理できるようになった。この大幅な改善により、倉庫作業の効率は劇的に向上した。
2018年10月にシステムをリリースして以来、運用保守と改修を続けながら、クライアントのニーズに柔軟に対応している。基本的には必要最低限の機能を低コストで実装し、その後の追加要望に応じて改修を加えていくスタンスで運用しており、クライアントからは高評価を得ている。
このシステム導入により、倉庫業務の効率化とエラー削減が実現し、企業の物流業務はよりスムーズに、高いパフォーマンスを発揮できるようになった。

株式会社パワーエッジ
新井 誠至 氏

WMS構築

企画・要件定義

基本設計

詳細設計

実装

テスト

運用・保守

開発規模 6ヶ月 30人月 
言語 C# HT独自言語 ストアドプログラム
OS Windows Server
DB SQLServer
F/W .net Framework
株式会社パワーエッジ
更新日時

2024-02-02

所在地

171-0014 東京都豊島区池袋2丁目43番1号 池袋青柳ビル 9F

設立

2000年10月16日

事業内容

・パッケージ開発販売事業
・システム開発事業
・ネットワークソリューション事業
・ITサポート事業
・スマートフォンアプリ開発事業

資本金

57,000,000円

従業員数

188名(2018年4月現在)

免許

プライバシーマーク制度 登録番号:10824210
労働者派遣事業 派13-307828
MicroSoftパートナー Silver Cloud Platform 

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