クライアントは、既存のタスク管理ツールを使ったタスク指示、進捗管理を実施していた。しかし、新規プラン作成、写真掲載、販売期間延長など、旅行業界独自の特殊業務に合ったオペレーションには適しておらず、もっと効率の良いオペレーション環境を構築したいと考えていた。

The First One JSCは、実際にBPO（Busuiness Process Outsourcing）業務を受託運営していたことから、同社の知見を活かしつつ、日本のクライアントとベトナムの同社それぞれが意見を出し合いながら要件定義をまとめて行った。マネジメント側とオペレーション側双方の業務効率化を優先して進め、楽天トラベル、じゃらんを始めとするOTA（Online Travel Agent）数十社、数百件を超える契約施設、数十名のオペレーターがスムーズに作業を進めるためのUI/UXを実現したという。

既存のシステムよりも細かく的確な情報伝達、進行管理が可能になったことで、作業ミスを減らすことも実現。以前より作業効率を向上させることで、顧客のQSCを実現できた。さらには、コロナ禍でもグループ全体の契約施設数を増やすことができたという。